ひとりじゃなんにもできないぼくら。
今、仲間は渦巻く嵐になる。
ビュンビュン走る車の群れから道を外して山に向かう道に入っていきました。
「ここだよ」 車が止まって、リーダーの後ろを金魚の糞のようにしてくっついていきます。 お寺の集合墓地の砂利道を恐る恐る歩いていきます。 夜の澄んだ星空の静寂に響く小さな石ころ同士がすりあって響く音。隊長になにかおもしろいこと言って笑わせられないのか俺、あいかわらずつまらないやつだ・・・ 午後9時半、車がアスファルトをすべる音を気にしなければ聞こえないほどに歩いたときにわずかな明かりが見えました。 その明かりに浮かび上がったテントの群れ。 そこは僕にとって新しい世界。 「新入りです」「よろしくお願いします」 中学のときの友達、かすかに覚えている先輩、はじめてみる顔、大人の隊長が二、三人。皆快く僕を受け入れてくれました。 ”ボーイスカウト” 小学校のときにやっていたのですが、土日の活動なので野球のスポーツ少年団と重なってあまり参加できませんでした。 中学のときは卓球漬けの日々でまた参加できず。 渋々、好きなボーイスカウトをあきらめなければなりませんでした。 「なんでまた入隊したの?」 「えーっと・・・旅が好きで」 今秋、衝動を抑えられなかった僕は岐阜から50キロほどの琵琶湖まで突っ走っていました。この湧き上がってくる情熱をどこで晴らせばいいのか?ボーイスカウトしかありませんでした。ボーイは高校生になると、自分で行く場所の計画をたてて行動して報告するという活動が多くなります。僕にもってこいのボーイスカウト。 入隊完了! 早速来週から4時半集合で釣り、その次週はスキー これから忙しくなりそうです。 入隊祝い(?)のレバニラ炒めうまかった~ごちそうさまでした。 行きとは違う隊長の車で家まで送って貰い、いまキーボードをカタカタです。 隊長の車、アウトドアな感じのでっかいビーグル(車のこと良く分からないので間違ってるかも。だれか僕に車の知識を~!)で無線もついててかっこよかったな。僕もあんなふうに。 すべては第一歩から。 いままで留学とかなんの目的もなく口にしていた。 計画→実行の大切さを知ることが大切だと切に思う。 アウトドアでない父親なんかになりたくない。 俺は勉強なんてできなくても、人にやさしくていろんな遊びを知ってる子どもを育てたいよ。 明日は簿記の検定。つまらない。 この世にはつまらない大人がいてつまらないものを突きつけてきたり、自分がつまらない人間だったり、つまらないと思ったら楽しかったり、よく分からん。 でも今日は楽しかった。こんな日を俺の人生のなかに多く組み込むことができるのは俺だけなんだな。 いつもドキドキの人生にしようぜ!! PR 2008/01/27(Sun) 00:07:19
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